Amazon輸出販売は国内Amazon販売より難易度が高い点がいくつかあります。
国内で売れていた商品が海外では通用しないといったことがよくあります。
逆に、国内では大した利益が出ない商品でも海外では高利益が出る商品を扱って
海外輸出販売を展開しています。そこで商品の違い以外に、私が感じた海外輸出での
デメリットといいますか、海外輸出の難しかった点を挙げていこうかと思います。
初期投資額が大きい
国内販売でも初期投資額は少なからず発生するのですが、海外販売においては海外への発送料がネックになってきます。
キャッシュフローの悪い初期はかなりのダメージです。
おまけに発送代行会社への発送費用も発生しますので、発送費用だけでかなりの出費となってしまいます。
そこに仕入れの費用がかかってきますので、初期の費用が国内販売とは比べ物にならないくらい
かかります。発送費用に振り回されて肝心の仕入れがおろそかになってしまっては本末転倒なので
余裕を持った資金計画で挑むのが大事です。
在庫が有効になるのが遅い
国内AmazonはFBA納品した商品が納品先の倉庫に到着してから約1~2日で在庫が有効になって販売できる状態になるのですが、
海外Amazonではそういうわけにはいきません。当然日本から海外AmazonのFBA倉庫に到着するまでの時間が発生します。
それから、海外Amazon販売されているセラーさんはFBA納品先集約サービスを設定されている方がほとんどだと思います。
Amazon Sign In
null
一つの納品先FBA倉庫に商品を集約させてから各地の納品先FBA倉庫に商品を分散させて納品してくれる
非常にありがたいサービスなのですが、当然ここにもタイムラグが発生します。ですので商品を発送してから
海外AmazonのFBA倉庫に到着するまで1週間ぐらいかかってしまうことになります。
問題はそれだけではありません。海外AmazonはFBA倉庫に到着してから在庫が有効になるまでが長いのです。
扱う商品が多いからか国民の文化的な違いなのかわかりませんが、すべての在庫が販売できるようになるまで非常に時間がかかります。
これは販売機会を失うばかりでなくキャッシュフローにも悪影響を及ぼしますので海外Amazonに是非とも改善してほしい案件です。
まとめ
私が感じた海外Amazon輸出販売での難しかったことを挙げてみましたが、
スマートフォンアプリの使い勝手やリサーチ方法は慣れで解決できることなのですが、
発送費用と納品までのタイムラグの問題はいつまでもついてまわる問題です。
海外Amazon輸出販売は国内Amazon販売より格段にリスクが大きいので、
緻密なリサーチを重ねて高利益率の商品を販売していかなくてはなりません。